野口整体的(コロナ)肺炎対策
コロナウイルスは無視できませんが、ジタバタあたふた、それに不安はかえって体に悪い。
整体的にコロナウイルスに対処するには?
整体では基本的に病気やその元を相手にしません。
病気になるかどうかは自分の体に弾力があるかどうかで決まるからです。
コロナウイルスのように呼吸器系とくに肺を侵す菌にやられやすい弾力のない体はどうなってるの?ということになります。
ここで言う弾力は主に背骨の椎骨の弾力のことです。
肺と関連する椎骨は胸椎3番。これが胸椎4番とくっついて可動性(軽く押さえた時の動き)が悪いと肺の働きが落ちていると警戒します。
3番4番を軽く押さえたときに痛み(過敏痛)を感じるときは要警戒です。
ここに直接愉気してもいいのですが、整体では胸部活点(鎖骨窩)を愉気します。鎖骨窩は鎖骨の上の窪んだかんじのところです。
胸部活点とは名前の通り、胸、つまり肺の働きを高める急所です。
ここが胸椎3番と連動しているのです。
胸椎3番の弾力のない人は鎖骨窩(左右を比べるとどちらかが硬いかんじがする。左が多い)も硬い感じがしたり本来くぼんでいるところが窪んでいない。
鎖骨窩にそおーっと指先で触れて、15秒から30秒ほど愉気しますと、胸椎3番の弾力が変化してくる。
鎖骨窩から胸椎3番に気が通るんですね。
これを連動といいます。
もちろん鎖骨窩も柔らかくなります。
これで十分なのですが、コロナ対策でもう一つやっておきます。
それは胸腺(喉の下あたりの胸骨の処)に愉気することです。相手がいるときは右手を相手の胸椎3番、左手は胸腺にあてて、相手の体を挟むように愉気します。時間は短くていいです。目安は相手の呼吸が深く変わるときまで。
してくれる人がいないときは自分の手を胸腺にあてます。
胸腺は胸椎3番とも連動します。
胸腺に手を当てなくても、胸腺を意識するだけでも胸椎3番に連動し、つまり胸椎3番に気が通り、弾力が回復します。
★胸腺
https://ameblo.jp/salon-de-sol/entry-12000837535.html
胸腺は、体の免疫軍の司令部です。その精鋭部隊が外敵が体内に侵入するのを見張っています。ウイルスと最前線で戦う免疫細胞の兵士の7割は腸で育成されます。
かれらは血液に入り、体の隅々でいろいろな菌やウイルスを探し出しやっつけます。
ですから、腸内細菌の善玉菌を増やすこともとても大切です。
そのためにはお腹を冷やさない、海藻、発酵食品、食物繊維(水溶性と非水溶性のどちらも)などをとり、運動して血流を良くするなどが必須です。
胸椎3番、鎖骨窩、胸腺の関係は以上のように言えます。
愉気して確かめてください。
★胸腺についてのサイトも参考に。
じじぃの「胸腺・T細胞・感染症へのかかりやすさ!マンガでわかる免疫学
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